パーキンソン病の治療、症状、リハビリテーション、若年性パーキンソン病
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− パーキンソン・ホットライン/食事だって薬になる 理想と現実

理想的には・・・

理想的には・・・

自然療法や東洋医学に従事している専門家には、
「薬は絶対に止めなければならない」
「薬は害になるだけで結局もっと悪くなってしまう」
等ということもよく聞きます。

確かに理想的に言えば、長期服用による弊害等を考慮すると薬を飲まないほうがいいのは当然ですし、飲んでいる以上は治ることはないということも事実です。


でも現実は・・・

でも現実は・・・

ただ、現実的にはパーキンソン病の場合、その症状によって歩行や日常生活動作など顕著に日々の生活が障害されてしまいます。薬を飲まなければ全く動くことのできない日もあるかと思います。

その点から言えば、特に現役で就労されている方は、薬はよくないからといって薬を止めてしまうと仕事が出来なくなってしまいます。そんな方に対して薬を止めろといってもそれは現実的ではありません。
また、薬を長期服用している方が突然薬を止めてしまうと急激な悪性症状が出現してしまい、生活どころではなくなってしまいます。
さらには、病院の主治医の先生との関係を気にして薬を止めることは出来ないという方もいますが、現在のところ一般医学的には薬の服用は必須ですので、まず薬を飲まず、他の方法で治療しましょうと言う先生はいないでしょう。

少数ですが自律神経免疫療法という形で薬を使わない治療を実施している先生もいます。
私の日々の臨床でパーキンソン病の患者さんに接している経験から言うと、この薬を止めるか否かということは非常にデリケートな問題で、確かに理想的には良くても、その患者さんの周囲の環境を考えると止めることが出来るような状況ではないという のがほとんどです。


それでは、どのようにすれば良いのか?

これは一つの提案ですので、決して強制は致しません。
ただ、私の家族がパーキンソン病であると仮定した場合に、
私はこの選択肢を選びます、という方法をご紹介します。


【パーキンソン病と診断されたばかりの方】

薬を飲まずに食事療法・生活習慣対策・鍼灸漢方等の代替医療を使って治療してみることをおすすめします。 これは薬を長期服用していない状況ですので、薬を急に止めた場合における副作用等の心配が比較的少ないからです。
薬を飲まない不安がある方に関しては、ある期間を限定して上記の治療に取り組むとよいかと思います。(例えば2ヶ月とか)
言葉は悪いですが2ヶ月くらい薬を飲むことを遅らせても、特に問題はありません。その期間だけ集中して取り組んではいかがでしょうか?


【パーキンソン病の薬を数年来、服用している方】

急激に薬を絶ってしまうと、非常に大きな身体的・精神的負担が掛かるために、まずは薬はそのまま飲み続けて、食事療法と生活習慣対策・鍼灸漢方等の代替医療を使った治療も併用していくことが現実的であると考えます。但し、パーキンソン病薬以外の例えば、下剤・睡眠導入剤・胃薬等の薬は徐々に止めていくという視野を持つ必要があります。 鍼灸・整体・マッサージなどの治療法は、パーキンソン病によって起こる様々な症状に効果があります。


【パーキンソン病の進行により、ご自身で動くことが出来ない方】

この場合、発病してかなり期間が経過していると推測できますが、現実的なところ、食事療法や生活習慣対策等もご自身では出来ないために非常に治療困難なケースです。もちろんご家族の全面協力があればいいのですが、これも現実的には非常に難しいことです。
というのは、私の場合、パーキンソン病の初期の患者さんの治療はあまり行っていません。多くは数年来服用している場合やご自身で動けない方です。その経験からご家族が全面協力してくれる環境にあるケースはほとんどありません。それは、ご家族も高齢の場合が多く、協力するには限界があるという問題があります。
かなり進行してご自身で動けない場合は、ご家族の協力出来る範囲で食事や生活習慣対策等を実施していただき、プラスして代替療法による治療を受けていただくということが現実的であると考えます。


どうしても薬を止めて、維持ではなく積極的に回復治療を選択したい方は、自律神経免疫療法を実践している先生(医師)の指導の基で治療に取り組むことが理想的であるかもしれません。



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